パソコンヤンキーの挫折経験(朝漬け生活により、高校一年で留年)

どうも、パソコンヤンキーです。
今日は「挫折経験を教えて欲しい」という質問をいただいたので、
お恥ずかしい話で恐縮ですが下記、記載をさせていただきます。

本当に、我ながらよくここまで立ち直ってきたもんだと感心します。

人生の転換期は「朝漬け」から始まった

私の経験の中で一つ「挫折」した時を挙げるならば、「高校1年生の時に成績不振で進学が出来ないと決まった時」があります。

当時の私は、今から思えば本当にどうしようもないパソコンヤンキーでありまして、
テスト前の「一夜漬け」という言葉がありますが、私はいつもテスト当日になってから勉強を始める「朝漬け」の生活をしていました。

授業中は寝ているか趣味のゲーム製作やパソコンゲームのことを考えているような奴でしたので、当然テストはいつも赤点、三者面談では常連。「このままの点数では進学が出来ない」という現実を逃避して遊んでいるような日々でした。

そして高校一年最後の定期テストが終わった後、校長室に呼び出され「君はこのまま進学はできない」といわれてしまいました。家に帰ってからだんだんと実感が湧いてきて「自分の人生、これからどうなるんだろう」「自分がいわゆる普通のレールから外れてしまったのではないか」「もっと友達と一緒に過ごしたい」不安が押し寄せて当時16歳の私は春休みに一日中ベッドの上で泣いていた事を今でも鮮明に覚えています。

俺はこの人生で何をしたいんだろう

誰のせいでもなく、自分がやるべき勉強をせず遊んでいたことで「この学校でこのまま進学ができない」という壁にぶつかってしまった自分。

アニソンぐらいしか聞かなかった自分は当時「GRANRODEO / Go For It!」という曲を泣きながら聞いていました。

私の家は小学校の頃に家業の会社が経営不振で破産、両親が離婚、そういったことがあったのでこうして自分と向き合って考えたときに、
自分は「自分の家族を大事にできる人になりたい」「もっと人に喜んでもらえることがしたい」という思いにたどり着きました。

やっちゃったものは仕方ないか

さてどうしよう。このままでは進学ができない私には当時3つの選択肢がありました。

「高校中退」「他校受験をして編入」「留年」一つ一つ考え、決めました。

いくら周りから笑われたって良い、「留年」をして同じ学校でもう一度頑張ってみよう。

実際、「留年」という選択はみじめな思いをする機会も多かったけれど、得られたものは多くありました。それまで教室の隅っこでアニメやゲームの話を少人数で談笑するようなコミュニケーション能力もそんなに高くなかった自分が、一つ下の新しい学年で友人を作るために必死に声をかけて仲良くしていくうちにコミュニケーション能力もかなり磨かれてきたのだと思います。授業もある程度真面目に聞くようになり、テスト前は「朝漬け」を辞めれました。

当時熱中していた部活動のパソコン部の仲間や顧問の先生、学年は違っても一緒に笑ってくれる友人、学年を跨いで新たに知り合った友人に支えられ高校4年間を乗り切った時には、自分に自信がついていたのを覚えています。

大学に入ってしまえば、大学受験で浪人をしている人、大学在学中に留年している人とそんなに変わらないよなと。実際、高校でコミュニケーション能力を磨いてきたおかげで大学では順調に単位を取得し無事卒業にこぎつけました。

自分の失敗を笑って話せるようになる頃には、失敗なんか糧になっている。

「あの時、留年して そのあと勇気を出して頑張ってみて良かった」今でこそ思います。
留年していなかったら、間違いなく今の自分はここまで頑張ってこれていません。

ある意味「学歴コンプレックス」からくる「周りを見返してやるぞ」という思いも
今の高い仕事へのモチベーションに繋がり、良い循環となっています。

まだスタートライン。まだまだ色んな挫折を繰り返して試行錯誤中です。
ただ、挫折しても七転八起。少しでも良い人生にできるようもがいてきたいと思います!

 

 


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