家の間取りと家族の生活について思うこと
自営業だった親の会社の倒産と離婚から始まり、持ち家や別荘は売却、家賃を払えず追い出され、小学校時代は新宿→目白→新宿→高田馬場→立川と引っ越しの連続でした。
そういった背景もあり、私は都内に必ず一軒家を購入し資産の再形成をすることを決めています。構想はまだヤワヤワですが、今日は家の間取りについて考えていることを書いていきたいと思います。
父の話
父方の祖父の事業が成功し、私の父は幼小から30歳を超えるまで、自宅には常に家政婦が複数名滞在し、庭では自慢の鯉が泳ぎ、屋上ではドーベルマンを飼い、海外の別荘では祖父母の趣味である乗馬用の馬を飼育し、敷地内に散歩用のレーンまで所有するという、お金に困らない生活をしていたと聞いています。
実際に三兄弟の長男である父は祖父の会社を継ぎ、次男は医者、末っ子はプロゴルファーとして現在も生活をしています。
しかし、お金があったが故に住む家は広く、それぞれ自分の部屋に籠るか遊びに出掛けるかの生活。家族間ではすれ違いが起こり、家族愛とは、縁が遠い家庭だったと聞いています。
私の父が理想とする家の間取り
時代が変わり、私が小学校に入る頃には父の会社が傾き始め、小学3年生の時に倒産、小学5年生の時に離婚。多額の借金を抱えて持ち家や財産を売り払い、マンションの賃貸を転々としながら私は小学校時代を過ごしました。
そうして最終的に落ち着いた場所は、父方の祖父母が避難先として引っ越しをして住んでいた立川にある3LDKのマンション。そこに小学5年生から私が大学を卒業するまでの12 年間、父方の祖父母と父、姉、私の5人で住んでいました。
リビングと和室を併せて14畳程のスペースに父・姉・私の3人分のベッドとデスクトップパソコンが並び、生活スタイルこそ違えど家に居る間は同じ空間で生活を行い、時間が合えば3人で夕食を食べに出掛けるような家庭でした。
そんな両極端の生活を経て、私の父が家を買いたいという私に教えてくれた言葉があります。
「自然とリビングに人が集まるような家が良い」「個人の部屋は小さくて居づらいくらいが丁度良い」
父から聞いたこの言葉は、家の間取りを選ぶうえで頭の片隅に置いておきたいと感じました。
私の理想とする間取り
さて、家を建てる費用や立地の話は置いておき、どんな間取りの家に住みたいかを考えてみます。
上記にもある通り、個人の部屋は小さくて居づらいくらいが丁度良いという話に同感です。また学生時代は自分の部屋が欲しいと感じていましたが、今は夫婦2人で1つの部屋(6〜8畳)で特に問題ないと感じています。
自分の部屋よりも仕事ができる書斎みたいな部屋に憧れがあるため、狭くても1つの部屋(5〜6畳)丸々仕事に集中できる部屋があればと思っています。
後はカウンターキッチンのあるリビング(12〜16畳)と、1つの部屋をパーテーションで区切った子供部屋(5〜8畳)、父親と同居になった場合の部屋(5〜6畳)。ここまでで4LDK。
あとは車が1台停めれる駐車場。
さて、いくらになるか。
そしてどこまで自分の収入で辿り着けるのか。
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